フェデックス電子取引書類を使い、出荷書類を電子的にご提出いただくと通関手続きをスムーズに進められます。このシンプルで効率的かつ信頼性の高いソリューションによって、使用する紙資源や通関での遅延を軽減し、国際貨物の指定日配達を実現します。

迅速な書類のアップロード
お客様自身の書類またはフェデックスが作成した取引書類をアップロードするだけ。また、ご自身の会社のレターヘッドそして署名画像が入った書類にカスタマイズしていただけます。

時間と費用の節約
電子的に書類送信をすることで、手書きで署名をしたり、書類を折りたたんですべての貨物に貼付する必要がなくなります。さらに紙や消費エネルギー、印刷費用の削減につながります。

安心のサポートと配送
通関前のサポートと迅速な対応で、通関手続きを有利に進めることができ、潜在的な遅延を回避できます。
効率化された国際輸送を活用
フェデックス電子取引書類の書類アップロードには3つの方法があります:
発送前
ラベルの作成前に取引書類をアップロードするには、まずGlobal Trade ManagerのDocumentationで書類を作成し、今後の使用のため保存します。その後、FedEx Ship Managerでラベルを作成する際に、「Attach from Document Preparation Center」を選択すると作成した書類をアップロード可能です。
発送時
発送時にラベルを作成し取引書類をアップロードする際は、フェデックスが作成するコマーシャル・インボイスあるいはお客様ご自身で用意した書類のどちらかを使用ください。こちらが最も一般的な方法となります。
発送後
ラベル作成後に、取引書類をアップロードする場合は、Post-Shipment Document Upload (出荷後の書類アップロード(PSDU)) を使用してください。–これは独自のコマーシャル・インボイスを作成し、ラベル作成前もしくは作成中に書類の準備ができない荷送人様に有効活用していただけます。
これは、(コマーシャル・インボイスなどの)取引書類を電子送信するための自動国際輸送ソリューションです。ETDは紙での書類作業を軽減し、集荷そして通関前手続きを迅速に行います。さらに、通関での貨物の遅延を回避することも可能です。
国際輸送の工程を簡素化–つまり貨物の個数分、書類を印刷したり、折りたたんですべての貨物に貼付したりする必要はありません。これにより、紙や印刷費用を抑えることも可能です。
紙や印刷経費を軽減するだけではなく、通関手続きの取引書類の準備が整ったことがわかるので配送に関する不安がなくなります。その他、以下のような利点がございます:
- 電子的に書類をアップロードすることで、事前に通関サポートを受けられる時間を確保
- 特定国の通関手続き要件に合わせて、レターヘッド、署名画像など書類のカスタマイズが可能
- 紙、印刷、梱包材の削減により、二酸化炭素排出量を削減
- 通関での遅延を回避することにより、配送の信頼性と評価が向上
- 電子的に書類を準備することで、時間を節約できその他の業務に集中できる
- 貨物の内容物に関する記載があるインボイスを貼付しないことで盗難のリスクを削減
さらに早い時期に取引書類を送信可能です。書類に不備があった場合、早期に通知されるので、通関での遅延を抑えることが可能です。
これは、輸出入貨物の両方に使用可能です。出荷地・仕向地の国でこのオプションが利用可能かを確認するには、以下のリストをご確認ください。
出荷地・仕向地の国のどちらか(もしくは両国)がETDを許可していない場合、お客様の貨物はEWO (Electronics With Originals) として分類されます。これにより、通関手続きで紙の書類が必要な国向けに、通関書類をシームレスにアップロードすることが可能です。書類をアップロードすることで、通関業者が事前に書類を確認し、問題がある場合はお客様に通知され、迅速に問題を解決できます。さらに、書類の不備も軽減可能です。一方で、規制上の要件を満たすため貨物に関する通関書類の印刷及び貨物への貼付は必要となりますのでご注意ください。
フェデックス電子取引書類は、FedEx Express®の貨物にご利用いただけ、非書類または品物の荷送人様にお役立ていただけます。SHYフェデックス電子取引書類は、FedEx Express®の貨物にご利用いただけ、非書類または品物の荷送人様にお役立ていただけます。危険物およびドライアイスを含んだ貨物は電子取引書類の提出が必要となる場合があります。
FedEx Global Trade ManagerのFedEx Document Preparation Centerでは、書類をオンラインで作成、保管、再利用していただけます。
発送先の国によっては印刷した書類の提出が求められる場合があります。FedEx Global Trade Managerの「Country Profiles」機能を使用すると、提出必須書類など、国別の発送要件、規制上の要件、その他の通関要件(例:関税およびその他税金の支払い額)をご確認いただけます。上記に関わらず、すべての貨物において国際出荷ラベルの印刷が必要ですのでご注意ください。
FedEx Ship Manager®ソフトウェアで作成したラベルのみがFedEx Global Trade Managerへアップロード可能です。 取引書類の不足による通関の遅延を回避するため、取引書類はできるだけお早めにアップロードしてください。
はい。フェデックス電子取引書類によって出荷書類は電子的にご提出いただけますが、出荷ラベルは印刷する必要があります。
フェデックス電子取引書類(ETD)を選択した場合、印刷枚数は0枚に設定され、原則としてコマーシャル・インボイス(CI)を印刷していただく必要はありません。しかしながら、仕向地の税関が印刷されたCIを必要とする場合は、その他の取引書類と一緒にCIを別途印刷する必要があります。
フェデックス電子取引書類(ETD)に対応していない国/地域があるため、取引書類をアップロードしても印刷した書類が必要となる場合があります。日本からの輸出貨物で、仕向地がETDに対応していない場合は、アップロードした取引書類を印刷する必要がある旨がディスプレイ画面に表示されますので、取引書類を印刷して貨物に添付の上ご出荷ください。
航空貨物運送状作成完了後、印刷書類を選択する画面で「インボイス」が表示されない場合、あるいは「印刷」をクリックして、印刷された航空貨物運送状に’ETD’と印字されていれば、取引書類が無事システムにアップロードされたことを意味します。
航空貨物運送状に’ETD’と印字されていない場合、あるいはFedEx Ship Manager®ソフトウェアを使って取引書類をアップロードした際にETD Statusが’NA’になっている場合は、取引書類がアップロード出来ておりませんので、取引書類をプリントアウトし、貨物に添付の上ご出荷ください。
すぐに弊社カスタマーサービス(0120-003200)へ取引書類が変更になったことをご連絡ください。
いいえ。CIには原則として署名が必要です。CIに電子署名等を挿入していただき、画像ファイル形式に変更してからアップロードをお願い致します。
アップロード頂きましたコマーシャル・インボイス(CI)その他の通関書類のファイルに不備が見受けられた場合、フェデックスからお客様に書類の再提出をお願いする場合があります。アップロードする取引書類のファイル名にローカル言語特有の入力形式で特殊記号(例: *, #,¥,¥, ₩, ฿)を使用しないようお願いします。
FedEx Ship Manager™ at fedex.comの場合:
容量:1ファイルあたり5MBまで、ファイル総数5ファイルまで
ファイル名:半角英数字のみ(日本語は不可。またローカル言語特有の入力形式で特殊記号(例: *, #,¥,¥, ₩, ฿)を使用しないようお願いします。)
推奨ファイル形式:PDF, BMP, JPG, GIF,PNG
FedEx Ship Manager®ソフトウェアの場合:
容量:1ファイルあたり5MBまで、ファイル総数20ファイルまで
ファイル名:半角英数字のみ(日本語は不可。またローカル言語特有の入力形式で特殊記号(例: *, #,¥,¥, ₩, ฿)を使用しないようお願いします。)
推奨ファイル形式:PDF, BMP, JPG, GIF,PNG
Post-Shipment Document Upload (出荷後の書類アップロード)とは
出荷ラベル作成後に通関書類のアップロードをすることができます。